30 10月 2014

Survives from Ebola
建築家として、エボラ出血熱感染予防の方法を考えてみました。
世界で最も大きな建築は、最も小さな建築なのかもしれません。
リベリアでは、人が亡くなったとき死者の体を洗い、抱きしめる風習があります。しかし、現在使われているご遺体袋は黒く分厚く、故人とのお別れもできず葬られているのが現状です。そして、既存のご遺体袋の性質により、ご遺体の露出や、接触からと思われる感染も少なくありません。
今回支援を予定しているご遺体袋は、透明でジッパーで開閉することができます。ご遺体に直接触れないままでも、故人と接近することができ、最後のお別れもできます。
また、最も薄い生地を使用しているので、袋からご遺体を出さずとも、そのままの火葬が可能です。
一般社団法人ZENKON-nexとして、このご遺体袋を西アフリカへ支援する活動を進めており、現在、対象国と調整に入っています。